母のデイサービス1日体験利用の結果で書いたように、前回の帰省の後デイサービスを拒んだ母ですが、ケアマネージャーさんから「訪問看護を試してみようと思う」と提案されました。
週に1回家を訪ねてもらって、血圧を測ってもらったりなど体調管理や薬の管理をしてもらいながら会話を進めて行き、打ち解けてきたらデイサービスを勧めていけたらよいのだけど、との事でした。
デイサービスを断固として聞き入れず、断り切った感じだったので、他の方法からいったほうがいいかと思い賛成しました。
それで「上手くいきそうだったら訪問看護のサービスを契約して進めていこう」と、今回の帰省で顔合わせすることになりました。
顔合わせは帰省初日に予定していたので、帰ってすぐに訪問看護のかたとケアマネとその事業所の人との3人で訪ねてくれました。
母には「人が訪ねて来るから」としか伝えていなかったので、面識のない人が3人も何しに来たのだろうといった感じでした。ケアマネージャーさんとは何度か会ってはいますが、まだ覚えきれていないようでした…
初めのうちは、他愛もない会話で何とかほぐしながら徐々に「80歳でお一人で凄いですね。お体大丈夫ですか?」など話を進めていって下さいました。
次に、訪問介護のかたの紹介と仕事内容などを説明して「この辺りを回っているので週1回程度伺うようにしましょう」と勧め始めたので
「これから夏になるし、最近の夏は暑すぎで危険だし1人で心配だから来てもらったら?」
「薬ものんでて、高血圧なんだから1人で倒れたりしたら大変だよ」
と、私の方からも来てもらったほうがいいといった感じで進めてみましたが、母はきっぱり
「私はまだ大丈夫、私にはまだ必要ありません、そういう時が来たらこちらからお願いしますので、大勢で来て頂いたのに申し訳ないですね」
と、ビックリするくらいシャキっとした感じで断ってしまいました。
その後も何度か私は、考え直すように言ってみましたが「まだいいよ」と受け入れてはくれませんでした。
残念でしたが、ケアマネージャーさん達も無理やり押し掛ける訳にはいかないので、今回は諦めて帰って頂きました。
おそらく母は他人に何か面倒を見てもらったり、家に来られたりするのが嫌なのではないかと思うのです。
だから初めは難しいでしょうが、やはり自分が行くデイサービスのほうが慣れたり気に入ってもらう事が出来れば可能性があるのではないかと考えました。
ですので、勧められているデイサービスの事業所の内容を簡単に説明して「楽しいらしいし、長い時間1人で家にいるより人と接して会話したりするとボケ防止になるらしいよ。送迎もしてくれるから一緒に行ってみようよ」と誘ってみました。
するとあっさり「送り迎えしてくれるのはいいね。そうだね1度行ってみようかね」だそうです。
おいおい本当かよ、と思いながら「一緒に行こう」が良かったのか、たまたまそう言ってるだけかは分かりませんが少しだけ良かったと思いました。
そういう事で、次回の帰省ではデイサービスの1日体験を予約してもらって行ってこようと思います。
本当に行ってくれるといいのですけどね。
期待し過ぎずに頑張ってみます。